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『カレントアウェアネス-E』487号を発行

『カレントアウェアネス-E』487号を発行しました。

■E2730■ 源氏物語が繋ぐ人と資料:「デジタル源氏物語」の構築
裏源氏勉強会/東京大学附属図書館・中村美里、木越みち、小川夏代子

■E2731■ 査読に関する英国物理学会出版局の報告書(2024年)
収集書誌部国内資料課・村瀬啓

■E2732■ ブックスタートにおける「多言語対応絵本」の取組<報告>
NPOブックスタート・安井真知子

■E2733■ 郷土出版のたいまつを高く掲げて:「岡山文庫の世界」<報告>
岡山県立図書館・佐藤賢二

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『カレントアウェアネス』361号掲載

『カレントアウェアネス』361号(2024年9月20日発行)の記事を掲載しました。

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カレントアウェアネス・ポータルに英訳コンテンツを追加しました。

2024年9月30日、カレントアウェアネス・ポータルで新しく英文記事2件を公開しました。

新しい英語のコンテンツは、カレントアウェアネス及びカレントアウェアネス-Eの記事を翻訳したものです。

今回公開した二つの新しい記事に加え、今後も新しい記事を公開していく予定です。

CA2064e – Trends in the Transformative Agreements of E-Journals in Japanese Universities
https://current.ndl.go.jp/en/ca2064_en

E2670e – Establishment of “I-Room”: Space for Learning Together about Disasters and Disaster Prevention
https://current.ndl.go.jp/en/e2670_en

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『カレントアウェアネス-E』488号を発行

『カレントアウェアネス-E』488号を発行しました。

■E2734■ 日出町立小中学校の「学校日誌」の永年・永続的保存
日出町教育委員会・中尾征司

■E2735■ 世界の博物館収蔵庫に関する報告書を公開
静岡文化芸術大学文化政策学部・田中裕二

■E2736■ 「絵本で知る世界の国々」:IFLA展示会セットの紹介
国際子ども図書館資料情報課情報サービス係

■E2737■ 韓国、第4次読書文化振興基本計画(2024-2028)を発表
関西館アジア情報課・河村真澄

■E2738■ シンポジウム「2024年能登半島地震・各地からの報告」<報告>
神戸大学大学院人文学研究科/歴史資料ネットワーク・跡部史浩

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『カレントアウェアネス-E』489号を発行

『カレントアウェアネス-E』489号を発行しました。

■E2739■ 「きくち圏域電子図書館」の歩みと今後の展望
菊池市立図書館・長尾美穂

■E2740■ 日本玩具博物館50年の歩みと活動継承への取り組み
日本玩具博物館・尾崎織女

■E2741■ 石見銀山から、バーチャルを活用した「とどける博物館」
石見銀山資料館・佐藤愛

■E2742■ オランダ国立図書館が建設する新書庫について
収集書誌部資料保存課・廣川明日菜

■E2743■ デジタル化と歴史研究の未来―人文学・社会科学の協働<報告>
東京大学史料編纂所・菊地智博

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『カレントアウェアネス-E』490号を発行

『カレントアウェアネス-E』490号を発行しました。

■E2744■ 帝国議会会議録検索システム、全期間本文テキストデータ公開
調査及び立法考査局議会官庁資料課、電子情報部電子情報企画課次世代システム開発研究室

■E2745■ 韓国の第4次図書館発展総合計画(2024~2028)
関西館総務課・中村穂佳

■E2746■ スペインにおける読書習慣と書籍購入(2023)の概要
関西館文献提供課・水野翔彦

■E2747■ 消失するインターネット上のコンテンツに関する調査(米国)
関西館電子図書館課・志村努

■E2748■ NCARシンポジウム003「美術館のアクセシビリティ」<報告>
国立アートリサーチセンター・鈴木智香子

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西都市、プロジェクト「18歳の図書館」を実施:同市内外で活躍する大人が選んだ「18歳に、3年後もう一度読んでほしい本」を生徒に3年間貸出し

2024年10月29日から11月15日まで、西都市(宮崎県)が、同市内の宮崎県立妻高校においてプロジェクト「18歳の図書館」を実施しています。

「18歳の図書館」は、西都市内外で様々な分野で活躍している大人が選んだ「18歳に、3年後もう一度読んでほしい本」を、同校の生徒に3年間貸し出す取組です。進学や就職で大人の世界に踏み出す18歳にとって、現在と未来を考えるきっかけとなるよう企画されたとあります。

18歳の図書館(西都はじめるPROJECT)
https://www.saito-hajimeru.com/library-18/

関連:
“進学や就職控えた高校生を応援”貸出し3年間の図書館 西都(NHK, 2024/11/6)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20241106/5060019735.html

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群馬大学理工学図書館、展示企画「思い切って休もう」を開催中

2024年10月21日から12月26日まで、群馬大学理工学図書館(桐生市)において展示企画「思い切って休もう」が開催されています。

疲れたときには思い切って休むことが提案されており、展示では、旅・散歩、メンタルヘルス、趣味に関するものなど、気分転換やリラックスしたいときにお勧めの本が紹介されています。

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英・デジタル保存連合(DPC)、コミュニティアーカイブ向けのデジタル保存に関するツールキットを公開

2024年11月7日、英・デジタル保存連合(Digital Preservation Coalition:DPC)が、コミュニティアーカイブ向けのデジタル保存に関するツールキット“Digital Preservation Toolkit for Community Archives”を公開しました。

英国芸術・人文学研究会議(Arts and Humanities Research Council:AHRC)が主導する国家プログラム“Towards a National Collection”及びそのイニシアティブである“Our Heritage, Our Stories”との提携の一環として、DPCが行った同国のコミュニティアーカイブの現状調査の結果を基に作成されたものです。デジタル保存の各ステップに関する情報や推奨事項、ケーススタディ等がまとめられています。

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WEBTOON Entertainment社、触って楽しむことのできる電子コミックをベンチャー企業Dot Inc.と共同で作成

2024年10月31日、電子コミックのプラットフォームWEBTOONを提供するWEBTOON Entertainment社が、触って楽しむことのできる電子コミック(tactile digital comics)を韓国のベンチャー企業Dot Inc.と共同で作成したと発表しました。

発表によると、これは視覚障害者向けに画像を点字に変換して表現するDot Inc.の技術を活用した取組です。今回作成されたのは電子コミックシリーズ“Yumi’s Cells”と“Hooky”の2タイトルで、Dot Inc.の点字ディスプレイDot Padで利用可能となる予定とあります。

WEBTOON Entertainment and Dot Inc. Release World’s First Tactile Digital Comics(WEBTOON, 2024/10/31)
https://about.webtoon.com/press-release/164

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秩父宮記念スポーツ図書館、日本スポーツ振興センターの機関誌『月刊国立競技場』『国立競技場』の内容細目が検索可能になったと発表

2024年11月6日、独立行政法人日本スポーツ振興センターの秩父宮記念スポーツ図書館(千葉県)が、同館が所蔵する『月刊国立競技場』及び『国立競技場』の内容細目が検索可能になったと発表しました。

両誌は1958年から2016年まで発行された日本スポーツ振興センターの機関誌(1号-542号は『月刊国立競技場』、543号-608号は『国立競技場』)で、各記事のタイトル、著者等を記した内容細目が検索できるようになったとあります。

『月刊国立競技場』『国立競技場』の内容細目が検索できるようになりました(秩父宮記念スポーツ図書館, 2024/11/6)
https://sports-library.opac.jp/opac/Notice/detail/9

月刊國立競技場(秩父宮記念スポーツ図書館)
https://sports-library.opac.jp/opac/Book_list?lno=3

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国際子ども図書館、展示会セット「絵本で知る世界の国々―IFLAからのおくりもの」の令和7年度貸出分の申込みを受付中

2024年11月5日から12月10月まで、国立国会図書館(NDL)国際子ども図書館が、展示会セット「絵本で知る世界の国々―IFLAからのおくりもの」の2025(令和7)年度貸出分の申込みを受け付けています。

展示会セットは、国際図書館連盟(IFLA)の「絵本で世界を知ろうプログラム」により集められ、国際子ども図書館に寄贈された世界42の国と地域の絵本360冊から成ります。利用できる機関は、国若しくは地方公共団体の機関又は公共的性格を有する展示会を主催しようとする機関です。各機関が利用できる期間は、2025(令和7)年7月1日から8月31日までの間か、同年12月1日から2026(令和8)年3月31日までの間で、郵送を要する期間を除いた1か月(31日)以内です。

展示会セット「絵本で知る世界の国々―IFLAからのおくりもの」の貸出し(国際子ども図書館)
https://www.kodomo.go.jp/event/lend/index.html

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Library of the Year 2024の大賞は沖縄県立図書館“Finding Okinawan Roots” Project

2024年11月8日、NPO法人知的資源イニシアティブ(IRI)は、7日に図書館総合展で開催されたLibrary of the Year 2024最終選考会の結果を発表しました。

選考の結果、大賞は沖縄県立図書館“Finding Okinawan Roots” Projectが選ばれました。また、会場投票によるオーディエンス賞も同時受賞しました。

Library of the Year 2024 大賞およびオーディエンス賞決定!(IRI, 2024/11/8)
https://www.iri-net.org/loy/library-of-the-year2024result/

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東京商工リサーチ、2024年1~10月「新聞販売店」の倒産状況を公表:40件で年間最多を更新中

2024年11月10日、株式会社東京商工リサーチが、2024年1~10月「新聞販売店」の倒産状況についての調査結果を公表しました。

日本標準産業分類の「新聞小売業」の負債総額1,000万円以上の倒産を集計・分析したところ、2024年1~10月においては、年間最多となる40件(前年同期22件)に達したとしています。倒産の要因として、新聞の購読部数の減少や、重要な収入源である折り込み広告収入の落ち込み等が挙げられています。

1-10月の「新聞販売店」倒産40件で年間最多を更新中 部数減や折込み広告が減少、人手不足とコストで逆風続く(東京商工リサーチ, 2024/11/10)
https://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1199041_1527.html

参考:
新聞事業の動向と在り方(記事紹介) [2024年08月19日]
https://current.ndl.go.jp/car/224206

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JSTOR、ラテンアメリカの学術単行書のオープンアクセス促進に向けたパイロットプロジェクトの進捗を報告

2024年10月24日、米国の電子図書館サービスであるJSTORが、ラテンアメリカの学術単行書のオープンアクセス(OA)促進に向けたパイロットプロジェクトの進捗を報告する記事を掲載しました。

同プロジェクトは、JSTOR、北米の研究図書館センター(CRL)が所管するLatin American Research Resources Project (LARRP)及びアルゼンチンの学術書販売会社García Cambeiro社が連携して2019年から取り組んでいるものです。プロジェクト開始以降、ラテンアメリカ社会科学評議会(CLASCO)の442タイトルをJSTORにおいてOAで公開しており、計200万回以上利用されています。

新たな成果として、2024年3月にアルゼンチンのPrometeo Editorial社が刊行した100タイトルがOAで公開され、76か国585機関のユーザーが1万回以上利用したことが紹介されています。

こうしたパイロットプロジェクトの成功を受け、ラテンアメリカの学術単行書へのアクセスの更なる拡大に向けた議論や計画が進められる予定です。

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株式会社クロス・マーケティング、「美術館・博物館に関する調査(2024年)」の結果を発表

2024年11月7日、マーケティング・リサーチを行う株式会社クロス・マーケティングが、「美術館・博物館に関する調査(2024年)」の結果を発表しました。

調査は11月1日から4日まで全国の20歳から69歳までの男女を対象に実施され、1,100件の有効回答が得られたとあります。主な調査項目は「美術館・博物館に行く頻度」「興味がある展示・内容」「美術館・博物館に対して思うこと」「お気に入りの美術館・博物館とその理由」「好きな画家・作品名」で、各項目について調査結果がまとめられています。

美術館・博物館に関する調査(2024年)(クロス・マーケティング, 2024/11/7)
https://www.cross-m.co.jp/news/release/20241107/

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全国学校図書館協議会、「学校図書館活用の重要性をどう説明する?」(パンフレット)案への意見を募集中

2024年11月8日から12月16日まで、全国学校図書館協議会(全国SLA)が、「学校図書館活用の重要性をどう説明する?」(パンフレット)案への意見を募集しています。

全国SLAの指導主事研修委員会では、文部科学省委託事業「学校図書館の整備・活用を進めるための説明・研修資料の作成」を受け、学校に対して指導する教育委員会指導主事が、校長(学校図書館長)や一般教員向けに研修をする際に使用する説明資料(パンフレット)を作成しています。

11月23日開催の「第8回学校図書館担当指導主事研修会」では、自治体の学校図書館行政の実態や自治体作成資料の現状分析とともに、パンフレット案の説明と意見交換が予定されています。

研修会参加者以外からも広く意見を求めるため、意見募集が行われます。パンフレットは2024年度中に完成予定としています。

【意見募集】「学校図書館活用の重要性をどう説明する?」(パンフレット)案へのご意見を募集します(全国SLA, 2024/11/8)
https://www.j-sla.or.jp/news/sn/202485_1.html#006788

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理化学研究所、生命科学分野の画像データの共有と再利用のためのリポジトリサービスとデータベースを開発

2024年10月31日付けの国立研究開発法人理化学研究所(理研)の記事で、同研究所の研究チームが、生命科学分野の画像データの共有と再利用のための公共リポジトリサービスと高付加価値データベースを開発・公開したと発表されています。

発表によると、この取組は、研究データの迅速な公開が求められる一方で、豊富なメタデータを付与するための時間やリソースが不足しているという研究者が直面する課題に対応することを目的としたものです。

同研究チームが開発してきた既存のデータベースSSBDが再構築され、研究者が最低限のメタデータを記述するだけでデータを迅速に共有できるリポジトリサービスSSBD:repository、詳細な説明や標準化されたメタデータを含むデータベースSSBD:databaseの2階層のデータリソースとして新たに整備、公開されました。

画像データの共有がもたらす生命科学の発展-理研発のデータ共有エコシステムが世界をつなぐ-(理研, 2024/10/31)
https://www.riken.jp/press/2024/20241031_1/index.html

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【イベント】2024年度大学図書館シンポジウム「2030「デジタル・ライブラリー」の実現に向けた取り組み」(12/10・オンライン)

2024年12月10日、国公私立大学図書館協力委員会・日本図書館協会大学図書館部会の共催で、2024年度大学図書館シンポジウム「2030「デジタル・ライブラリー」の実現に向けた取り組み」がオンラインで開催されます。

「2030デジタル・ライブラリー」推進に関する検討会が2024年7月に公開した「オープンサイエンスの時代にふさわしい「デジタル・ライブラリー」の実現に向けて~2030年に向けた大学図書館のロードマップ~」では、大学図書館が「デジタル・ライブラリー」を実現するに当たっての当面の目標である「2030年の大学図書館の望ましい姿」が描かれ、実現に向けた課題が整理されています。

シンポジウムでは、そこで挙げられた課題の中からオープンアクセス(OA)の推進、著作権・知的財産関連教育に着目し、先行する大学の取組を紹介するとあります。

参加費は無料で、参加には事前の申込み(先着順・定員1,000人)が必要です。

主なプログラムは以下のとおりです。

●基調講演
「オープンサイエンス時代にふさわしい「デジタル・ライブラリー」の実現に向けて」
 講演者:竹内比呂也氏(千葉大学副学長、附属図書館長、アカデミック・リンク・センター長、大学院人文科学研究院教授)

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早稲田大学図書館と慶應義塾大学メディアセンター、相互資料取寄せ貸出しサービス「早慶ライブラリーブックシェア」の対象を拡大

2024年11月6日、早稲田大学図書館と慶應義塾大学メディアセンターが、相互資料取寄せ貸出しサービス「早慶ライブラリーブックシェア」の対象拡大に関するお知らせを掲載しました。

「早慶ライブラリーブックシェア」は、2024年4月に双方の教職員・名誉教授を対象として開始された相互資料取寄せ貸出しサービスです。今回、その利用対象が、大学院生にも拡大されました。同サービスの利用に当たっては相手校の図書館カードの発行や取寄せ申請は不要で、自身の教職員証や学生証で利用可能です。

両大学の図書館は、協定に基づき数々のプロジェクトを進行させており、双方の学部生・大学院生・教職員が自校の学生証・教職員証で相手校の図書館に入館できるサービス「早慶ライブラリーパスポート」の提供も2024年4月に開始されています。

「早慶間取寄せ貸出」・「学生証・教職員証による相互入館」サービスの開始(2024年4月1日~)11/6更新(早稲田大学図書館, 2024/11/6)
https://www.waseda.jp/library/news/2024/11/06/21492/

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奥州市立胆沢図書館、特別展「人生が夢をつくるんじゃない 夢が人生をつくるんだ 大谷翔平」を開催中

2024年11月5日から2025年3月30日まで、奥州市立胆沢図書館(岩手県)において特別展「人生が夢をつくるんじゃない 夢が人生をつくるんだ 大谷翔平」が開催されています。

岩手県出身のプロ野球選手・大谷翔平氏のこれまでの軌跡を年表で振り返るとあります。また、号外や大谷選手とスポンサー契約している企業からの寄贈資料なども展示され、関連図書の貸出しも行われています。

【胆沢図書館】特別展『人生が夢をつくるんじゃない 夢が人生をつくるんだ 大谷翔平』展示について(奥州市, 2024/11/6)
https://www.city.oshu.iwate.jp/library/oshirase/5/5409.html

@neconotoshokan(X, 2024/11/5)
https://x.com/neconotoshokan/status/1853639501190774821

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『東京中日スポーツ』、2025年1月31日付けで紙印刷を休止し2月1日から電子版へ全面移行

2024年11月5日、中日新聞社は、同社が発行するスポーツ紙『東京中日スポーツ』の紙の印刷を2025年1月31日付けで休止し、同年2月1日から電子版に全面移行すると発表しました。

『東京中日スポーツ』は、1956(昭和31)年2月に『東京中日新聞』として創刊されました。発表によると、取り巻く環境が厳しさを増し、昨今は印刷や配送などの費用も大きく上昇してきたとあります。一方で、同紙や姉妹紙のウェブサイトなどの利用者は増加していると述べられています。

東京中日スポーツは紙印刷を休止します 来年1月末で 電子版は引き続き発行(中日新聞, 2024/11/5)
https://www.chunichi.co.jp/article/979417?rct=c_release

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市立小樽文学館、「貸本小説と貸本屋の世界展」を開催中

2024年10月26日から2025年1月5日まで、市立小樽文学館(北海道)において、「貸本小説と貸本屋の世界展」が開催されています。

「貸本」は江戸時代から商業として成り立っており、戦前期までは新刊書・古書・貸本を扱う店や書店が一般的であったとされています。戦後は、貸本専用の気軽な娯楽に徹した「貸本小説」も多数出版されて庶民に親しまれたものの、1950年代後半以降は貸本の需要が下落し、貸本小説や貸本屋も姿を消していきました。

展示では、貸本屋が果たした役割や貸本小説の魅力を再認識するほか、小樽の貸本屋の歴史等について探るとしています。

観覧には入館料が必要です。

11月16日には、記念講演会「貸本小説はどこからきてどこへ消えたのか」も開催されます。講師は、展示会を監修している大衆小説研究家の末永昭二氏です。

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全国学校図書館協議会、「第69回学校読書調査」(2024年)の結果を公表

2024年11月、全国学校図書館協議会(全国SLA)が、「第69回学校読書調査」(2024年)の結果を公開したと発表しました。

「学校読書調査」は、全国の小・中・高等学校の児童生徒の読書状況について毎年実施されている調査です。

2024年6月第1、2週に、全国の小学生3,308人、中学生3,496人、高校生4,604人を対象に実施されました。調査項目は、毎年定例のものと年ごとに特設されるものがあります。今回は、「電子書籍の読書経験」「獲得したデジタル情報の正しさをどう確かめているか」「どんなときに本を読みたくなるか」の項目が特設されました。

発表によると、2024年5月1か月間の平均読書冊数は、小学生は13.8冊、中学生は4.1冊、高校生は1.7冊で、不読者(5月1か月間に読んだ本が0冊の児童生徒)の割合は、小学生は8.5%、中学生は23.4%、高校生は48.3%とあります。

「学校読書調査」の結果(全国SLA)
https://www.j-sla.or.jp/material/research/dokusyotyousa.html

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国立科学博物館、バーチャル企画展「高山植物」を開催

2024年11月18日から、独立行政法人国立科学博物館(東京都台東区)が、バーチャル企画展「高山植物」を開催します。

多様な高山植物やそれらを取り巻く環境、保全に関する取組について、3Dモデルなどを用いたバーチャル空間で紹介するオンライン限定の展示とあります。バーチャル空間に再現された白馬岳では、バーチャルガイドツアーも開催される予定です。

観覧は無料で、パソコン、タブレット、スマートフォン等が必要です。

バーチャル企画展「高山植物」(国立科学博物館)
https://www.kahaku.go.jp/3dmuseum/alpineplants/

参考:
国立科学博物館、「剥製3Dデジタル図鑑“Yoshimoto 3D”」を公開 [2022年04月01日]
https://current.ndl.go.jp/car/45915

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米・ワシントンポスト紙、生成AIツール“Ask The Post AI”を公開

2024年11月7日付けの米・ワシントンポスト紙のブログ記事で、生成AIツール“Ask The Post AI”の公開について発表されています。

発表によると、これは、ユーザーが入力した質問に対して、同紙の2016年以降のニュース記事を基に、大規模言語モデル(LLM)を用いて生成された回答を表示するツールです。回答には、生成に当たって参照された記事へのリンクが示されます。

The Washington Post Launches “Ask The Post AI,” a New Search Experience(Washington Post, 2024/11/7)
https://www.washingtonpost.com/pr/2024/11/07/washington-post-launches-ask-post-ai-new-search-experience/

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知的財産戦略本部、「知的財産推進計画2025」の策定に向けた意見募集を実施中

2024年11月11日、政府の知的財産戦略本部が「知的財産推進計画2025」の策定に向けた意見募集を発表しました。

「知的財産推進計画2024」について見直すべき点や、「知的財産推進計画2025」に新たに盛り込むべき政策事項等について意見を募集するものです。募集期間は2024年11月11日から12月20日までです。

知的財産戦略本部(首相官邸)
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/index.html
※「お知らせ」欄に、2024年11月11日付けで「「知的財産推進計画2025」の策定に向けた意見募集について」とあります。

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池上彰氏が角川武蔵野ミュージアムの館長に就任

2024年11月6日、角川武蔵野ミュージアム(埼玉県所沢市)が、ジャーナリストの池上彰氏が11月1日に同館の館長に就任したと発表しました。

2024年8月12日に亡くなった初代館長の松岡正剛氏の後任としての就任となります。

池上彰氏が角川武蔵野ミュージアムの館長に就任 (角川武蔵野ミュージアム, 2024/11/6)
https://kadcul.com/news/265

館長挨拶 (角川武蔵野ミュージアム)
https://kadcul.com/museum/message

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大阪市立図書館、図書館情報ネットワークシステムの更新のため全館臨時休館(12月中旬~1月中旬)

2024年12月中旬から2025年1月中旬にかけて、大阪市立図書館は、図書館情報ネットワークシステムの更新のため全館が臨時休館となります。

臨時休館期間は次のとおりです。

・ 中央図書館 2024年12月16日から2025年1月15日まで
・ 地域図書館 2024年12月16日から2025年1月16日まで
・ 自動車文庫 2024年12月9日から2025年1月13日まで

新システムでは、マイナンバーカードやスマートフォンで本の貸出しが可能になるほか、図書館アプリにより予約本到着のお知らせ等をスマートフォンで受け取ることができるようになるなどとあります。

大阪市立図書館 システム更新のための臨時休館のお知らせ (大阪市, 2024/11/12)
https://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000638088.html

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【イベント】日欧DHクロストーク#2―オープンサイエンスを支えるデジタルアーカイブと司書のスキル―(11/26・オンライン)

2024年11月26日、デジタルアーカイブ学会第9回研究大会サテライト企画「日欧DHクロストーク#2―オープンサイエンスを支えるデジタルアーカイブと司書のスキル―」がオンラインで開催されます。

日本と欧州のライブラリアンが集う場をオンライン上に設け、大学図書館がオープンサイエンスを支援するに当たり必要とされるスキルや、シティズンサイエンス、データ・AIリテラシー、デジタルヒューマニティーズ等の分野に対し、デジタルアーカイブの機能や司書のスキルはどのように貢献できるか等について、国内での議論とは異なる様々な視点からの意見交換を行うとあります。

参加は無料で、事前の申込みが必要です。主に日本語が使用されます。

登壇者は次のとおりです。

●ゲスト
小風尚樹氏(千葉大学助教)
日比嘉高氏(名古屋大学教授)

●パネリスト
神谷信武氏(チューリッヒ大学司書)
後藤真氏(国立歴史民俗博物館准教授)
マグヌスセン矢部直美氏(オスロ大学司書)

●司会進行
江上敏哲氏(国際日本文化研究センター司書)

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カナダの出版団体BookNet Canada、カナダの英語書籍の出版状況に関する調査報告書(2023年版)を公開

2024年11月12日、カナダの出版団体BookNet Canadaが、カナダの英語書籍の出版状況に関する調査報告書“The State of Publishing in Canada 2023”を公開しました。

同調査はカナダに拠点を置く出版社を対象とした包括的な調査であり、隔年で実施され、2023年で8回目となります。

主な調査結果として、以下が挙げられています。

・ ほとんどの出版社は、2022年から2023年にかけて収益が僅かに増加した。
・ AIの活用が最も検討されている分野は、マーケティングであった。
・ 調査対象となった出版社のほぼ半数(44%)が、2022年から2023年にかけて電子書籍の収益が増加すると予想した。
・ 2023年にはカナダの出版社の半数以上(58%)がオーディオブックを制作し、2021年の53%から僅かに増加した。

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大規模言語モデル「GPT-4o」を用いたウェブアーカイブのメタデータ作成:シンガポール国立図書館庁(NLB)の事例(文献紹介)

2024年11月8日付けでプレプリントサーバーarXivに、大規模言語モデル(LLM)のGPT-4oを用いたウェブアーカイブのメタデータ作成に関する記事“Web Archives Metadata Generation with GPT-4o: Challenges and Insights”が掲載されています。著者はシンガポール国立図書館庁(NLB)のAbigail Yongping Huang氏らです。

記事では、NLBが提供するウェブアーカイブ“Web Archive Singapore”を対象として、ウェブサイトのタイトルや抄録等のメタデータをGPT-4oを用いて自動生成する実験を行った結果がまとめられています。

GPT-4oを用いることで、コスト削減や効率化が実現できる一方、人が作成したメタデータの方が品質や精度が優れていること、大規模言語モデルは人間のカタロガーを代替するものではなく補完するものとして捉えるべきであること等が指摘されています。

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英・National Literacy Trust(NLT)、英国の子ども及び若者の読書に関する報告書(2024)を公開

2024年10月24日、英国においてリテラシーの改善運動を実施している団体National Literacy Trust(NLT)が、2024年の英国の子ども及び若者の読書に関する報告書“Children and young people’s reading in 2024”を公開しました。

報告書は、NLTの2024年の年次識字調査(Annual Literacy Survey)に対する5歳から18歳までの子どもと若者からの7万6,131件の回答に基づき作成されました。

主な調査結果として、以下のようなものが挙げられています。

・ 余暇に読書を楽しんでいると答えたのは、8~18歳では3人に1人(34.6%)であった。2023年から8.8ポイント減少しており、2005年の調査開始以来の最低水準であった。
・ 毎日余暇に何かしらの読書をしていると答えたのは、8~18歳では5人に1人(20.5%)であった。2023年から7.5ポイント減少しており、2005年の調査開始以来の最低水準であった。
・ 8~14歳では、読書を楽しんでいる子どもや若者は、読書を楽しんでいない子どもや若者よりも、読解力が高かった。

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人と防災未来センター、「1995.1.17から30年。あらためて知る 阪神・淡路大震災~30年を振り返り未来を展望する30コラム展~」を開催中

2024年11月1日から2025年3月30日まで、阪神・淡路大震災記念人と防災未来センター(兵庫県神戸市)において「1995.1.17から30年。あらためて知る 阪神・淡路大震災~30年を振り返り未来を展望する30コラム展~」が開催されています。

震災からの30年を捉えるに当たり30のテーマによるコラムが設けられ、テーマごとに重要なポイントが展示パネルで紹介されます。11月1日から12月28日までの第1期では、震災以降の同センターの歩みや取組の成果等7点が紹介されます。1月4日から3月30日までの第2期では、同センター以外での動きを含む23点が追加され、計30のコラムが展示されます。

【令和6年11月1日~】「1995.1.17から30年。あらためて知る 阪神・淡路大震災 ~30年を振り返り未来を展望する30コラム展~」の開催について(人と防災未来センター, 2024/10/30)
https://www.dri.ne.jp/information/78009/

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アクセシビリティ分野における欧州出版業界の能力向上に取り組むプロジェクトAPACE、欧州の出版におけるアクセシビリティの現状に関する調査報告書を公開

2024年10月2日、アクセシビリティ分野における欧州出版業界の能力向上に取り組むプロジェクトAPACE(Accelerating Publishing Accessibility through Collaboration in Europe)が、欧州の出版におけるアクセシビリティの現状に関する調査報告書を公開しました。

APACEは、イタリアの非営利団体Fondazione LIAの主導の下、欧州の出版関係団体等が参加しているプロジェクトです。2025年6月から適用が開始される欧州アクセシビリティ法(European Accessibility Act:EAA)を背景として2024年1月に立ち上げられ、アクセシビリティ分野における欧州の出版業界の能力向上に取り組んでいます。

発表によると、報告書では、欧州の出版におけるアクセシビリティの現状について、出版社等に対するオンライン調査と専門家に対するインタビュー調査を基に分析しています。主な結果として、調査対象となった出版社の70.5%は、EAAが自社の活動に影響を与えることを認識しているものの、アクセシブルな電子書籍を作成しているのは全体の37.4%にとどまること等が述べられています。

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研究情報のオープン化に関する国際会議Paris Conference on Open Research Informationの開催報告書が公開

2024年9月にフランス・パリのソルボンヌ大学で開催された研究情報のオープン化に関する国際会議Paris Conference on Open Research Informationの開催報告書が、リポジトリZenodo上に掲載されています。

同会議には、2024年4月に出された研究情報のオープン化に関するバルセロナ宣言(“Barcelona Declaration on Open Research Information”)の署名者や支援団体らが参加しました。オープンな研究情報の作成や管理、利活用に関する経験やベストプラクティスが共有されるとともに、宣言の内容を実現するためのロードマップ策定に向けた議論が行われたとあります。

Paris Conference on Open Research Information(Barcelona Declaration on Open Research Information)
https://barcelona-declaration.org/conference_2024_paris/

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Zenbi = Zenbiフォーラム : 全国美術館会議機関誌(全国美術館会議): 「女性と抽象」展について : コレクションとジェンダー / 小川 綾子 ; 小林 紗由里 ; 佐原 しおり ; 堀田 文 ; 松田 貴子 ; 横山 由季子

26:2024.9, p.F-14-16

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アーキビスト(全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会): 講演 公文書管理の制度化 : 意思決定と文書保存の狭間で (第317回定例研究会「令和5年度総会記念講演会」) / 牧原 出

(100):2023.9, p.13-19

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情報の科学と技術(情報科学技術協会): INFOSTA Forum(第332回)INFOSTAに感謝 / 川村 剛

74(11):2024, p.497

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Zenbi = Zenbiフォーラム : 全国美術館会議機関誌(全国美術館会議): 学芸員をめぐるシンポジウムに参加して / 横山 勝彦

26:2024.9, p.F-11-13

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アーキビスト(全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会): 全史料協関東部会第320回定例研究会に参加して (第320回定例研究会「会計年度任用職員制度とアーキビスト」) / 宮﨑 翔一

(101):2024.3, p.25-26

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図書館界(日本図書館研究会): 台風と図書館 / 日置 将之

76(4)=439:2024.11, p.223

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Zenbi = Zenbiフォーラム : 全国美術館会議機関誌(全国美術館会議): 美術館のサステナビリティとは / 片岡 真実

26:2024.9, p.F-5-7

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アーキビスト(全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会): 高校の新歴史科目「歴史総合」「日本史(世界史)探究」を見据えて (第318回定例研究会「学校教育が求めるアーカイブズとは」) / 風間 洋

(101):2024.3, p.1-4

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アーキビスト(全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会): 全史料協関東部会令和5年度総会記念講演会『公文書管理の制度化 : 意思決定と文書保存の狭間で』参加記 (第317回定例研究会「令和5年度総会記念講演会」) / 宮平 さやか

(100):2023.9, p.20-21

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図書館界(日本図書館研究会): インターネット上での図書館経営情報の開示の現状と課題 : 近畿地区府県立図書館の比較から / 尾松 謙一

76(4)=439:2024.11, p.224-233

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Zenbi = Zenbiフォーラム : 全国美術館会議機関誌(全国美術館会議): 総務課長!必見の事実 : セキュリティと環境活動家 : ICOM-ICMS東京大会2023に参加して / 杉浦 智

26:2024.9, p.F-8-10

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アーキビスト(全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会): 『アーキビスト』100号を迎えて期すること (『アーキビスト』100号刊行記念巻頭企画 運営委員会歴代座長寄稿) / 清水 善仁

(100):2023.9, p.1-2

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アーキビスト(全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会): 災害誌と自治体史 : 震災復興の内と外 (第319回定例研究会「災害誌と自治体史 : 震災復興の内と外」) / 泉田 邦彦

(101):2024.3, p.10-15

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図書館界(日本図書館研究会): これからの図書館協議会を考える : 公共図書館と市民が向き合うために (特集 誌上対話 : 地域社会において公共図書館が担うべき役割と責任) / 河瀬 裕子

76(4)=439:2024.11, p.234-239

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